「子連れ旅行って、実際どんな失敗をしやすいの?」と気になっていませんか?
インターネットには「おすすめスポット」や「素敵な宿」の情報があふれていますが、正直な失敗談はなかなか出てきません。でも旅行前に失敗パターンを知っておくことが、成功する旅行への一番の近道です。
この記事では、息子と家族旅行を重ねてきた経験から、子連れ旅行でやらかした後悔を10個、正直にまとめました。これを読んでおけば、同じ失敗を繰り返さずに済みます。旅行の計画を立てる前にぜひ確認してみてください。
後悔1:宿の食事が子ども向けじゃなかった
旅館を予約するときに「口コミで料理が美味しいと書いてあったから」という理由だけで選んでしまったことがあります。実際に行ってみると、夕食はコース料理で大人向けの食材ばかり。息子は「食べたくない」と言い出して、食事の時間がずっと気まずい空気になりました。
旅館の料理クオリティと「子ども向けかどうか」は、まったく別の話です。
・子ども用の取り分け料理や小盛りプランがあるか
・ビュッフェ形式で子どもが食べやすい料理があるか
・食物アレルギーへの対応ができるか
・子ども用の椅子・食器が用意されているか
じゃらんや楽天トラベルの宿泊ページには「お子様メニュー」「キッズプラン」のフィルターがあります。予約前に必ず確認するようになってから、旅先での食事トラブルが一気に減りました。
後悔2:移動時間を甘く見た
「2時間くらいなら大丈夫でしょ」と思っていました。でも2歳の息子にとっての「2時間の新幹線移動」は想像以上に過酷で、1時間を過ぎたあたりからぐずりがひどくなり、最終的に通路で立ってあやしながら残り1時間を過ごす羽目になりました。
・0〜1歳:1時間以内が理想。それ以上は授乳・おむつ替えの休憩必須
・1〜2歳:1〜1.5時間が限界。30分ごとに気分転換が必要
・3〜4歳:2時間前後。暇つぶしグッズがあれば延長可能
・5歳〜:3時間程度は耐えられる
移動時間に対して「子どもが何歳か」を必ず照らし合わせて旅行先を選ぶことが大切です。近場からスタートして、成長に合わせて遠くに行くのが家族旅行の正解だと思っています。
後悔3:暇つぶしグッズを準備しなかった
「電車の中の景色を楽しんでくれるでしょ」という期待は見事に裏切られました。2歳の子どもにとって窓の外の景色は5分で飽きます。何も持っていなかったので、あとはひたすら抱っこしてあやし続けるだけ。着いた頃には親がヘトヘトになっていました。
・1〜2歳:シール遊びシート・触って楽しいおもちゃ・お気に入りのぬいぐるみ
・2〜3歳:マグネットお絵かきボード・パズル・絵本
・4〜5歳:ワーク系の知育本
・小学生:読書(本や漫画)
ポイントは「普段あまり使わせていないもの」を旅行用に取り置きしておくことです。普段使いしていると「いつものやつ」になってしまい、目新しさがなくて飽きるのが早くなります。
後悔4:子どものお昼寝タイムを無視したスケジュールを組んだ
「せっかく来たんだから全部回りたい!」という気持ちはわかります。でも2歳の息子は昼寝なしで午後を過ごすとかなりの確率でメンタルダウンします。
・午前中に「動きたい場所」を集中させる
・昼食後に必ず1時間の休憩・昼寝タイムを確保する
・午後は「ゆっくり系」(宿でのんびり・温泉・近場の散策)にする
・夜は早めにホテルに戻る(子どもの就寝時間を守る)
「もったいない」と思う気持ちは捨てましょう。子どものコンディションが整っているときの旅行のほうが、全員が楽しめて満足度が高くなります。
後悔5:おむつ・着替えが足りなかった
「1泊2日だから、おむつは6枚あれば十分」と計算して行ったら、移動中のトラブルで3枚使い、現地でも1枚失敗して、夕方には残り2枚という状況になりました。旅先でドラッグストアを探したのを今でも覚えています。
・おむつ:「1日の通常使用枚数 × 泊数」に、予備を+3〜5枚加える
・着替え:「1日2セット × 泊数」が基本。食事・プール・急な雨などで2〜3セット余分に
・おしりふき:多めに。手や口を拭くのにも使うので2パック
旅行先でも大型ドラッグストアやコンビニで買えることが多いですが、探す手間と時間がもったいないです。持ちすぎて困ることはないので、多めを意識しましょう。
後悔6:天気・季節の下調べをしなかった
「5月だからいい天気でしょ」と思って軽装で出かけたら、昼と夜で気温差が。子どもが寒がってしまい風邪を引いてしまいました。
・旅行先の平均気温(特に朝晩の最低気温)
・雨季・梅雨の時期
・過去の同時期の天気(ウェザーニューズ等で確認)
・旅行当日の天気予報(1週間前から確認して服装調整)
子どもは体温調節が苦手なので、大人より1〜2枚多めの服を持っていく意識が必要です。薄手のアウターを1枚入れておくだけで、急な気温変化に対応できます。
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後悔7:車酔い対策をしなかった
曲がりくねった山道のある旅館に向かう途中で見事に車酔い。準備ゼロで、ビニール袋もなく、着替えもすぐに出せない場所に入れていて大変な思いをしました。
・ビニール袋(口が大きめのもの)をシートポケットに入れておく
・着替え一式をすぐ出せる場所に
・酔い止め薬(3歳から使えるものが多い。小児科に相談を)
・酔いにくい席(助手席の後ろが振動が少なく比較的酔いにくい)
・こまめな休憩(2時間おきを目安に)
子どもが「気持ち悪い」と言える年齢なら事前に伝えてもらうよう話しておきましょう。言葉が出ない年齢の子どもは、顔色が青白くなる・汗をかき始める・静かになるがサインです。
後悔8:部屋の広さを確認しなかった
「ファミリールーム」と書いてあっても実際の広さが想像より狭くて、子どもが動き回ると荷物に当たってしまうということもありました。
・部屋の広さ(平米数。家族4人なら40〜50㎡以上が目安)
・ベッドの配置(ベッド2台 or 和洋室 or ツインにエキストラベッド追加)
・子どもが動き回れるスペースがあるか
・ベビーベッドのレンタル可否
・和室かどうか(小さい子連れは和室が動きやすい)
じゃらんや楽天の宿ページには部屋の写真が掲載されています。間取りや広さを写真で必ず確認してから予約するようにしましょう。
後悔9:子どもが楽しめるスポットを下調べしなかった
「有名な観光地だから子どもも楽しめるだろう」と思っていたら、息子には完全に刺さらないタイプの観光地でした。歴史ある神社仏閣や美術館などは、就学前の子どもには正直きつい。30分で「帰りたい」と言われて残り時間の観光をどうするか困りました。
・子どもが実際に楽しめるアクティビティがあるか(動物・乗り物・水・砂場etc)
・子どもの年齢で楽しめる入場施設か(身長制限・年齢制限を事前確認)
・「ここに来たら何時間いられるか」を子どもの集中力で見積もる
・近くに公園や広場など「ただ走り回れる場所」があるか
大人が行きたい場所と子どもが楽しめる場所のバランスを取ることが、全員が満足できる旅行の鍵です。子どもが喜ぶ場所を午前中に入れておくと、午後の大人タイムを子どもも付き合ってくれやすくなります。
後悔10:旅行保険に入らなかった
国内旅行でも油断は禁物です。例えば、旅行中に子どもが急に発熱して病院を受診することになれば、診察費や薬代がかかるうえ、予定していた宿のキャンセル料まで発生してしまうことがあります。
こうした出費が重なると、その日だけで数万円の負担になることもあり、思わぬ出費に悩まされる可能性があります。旅行保険に入っていない場合、こうした費用をすべて自己負担することになるため、事前の備えの大切さを実感するケースも少なくありません。
・子どもの急病・怪我による旅行キャンセル
・旅行中の医療費(特に小さい子どもは急な発熱が多い)
・宿泊施設・交通機関のキャンセル料
国内旅行の場合、クレジットカードの付帯保険でカバーできることもあります。旅行前に「自分のカードに旅行保険が付いているか」を確認しておくだけでも備えになります。子どもの急病は予測不可能なので、特に小さい子どもがいる家族は保険の確認を習慣にしましょう。
まとめ:後悔は準備で9割防げる
子連れ旅行での後悔10選を振り返ります。
- 宿の食事が子ども向けかどうかを事前確認する
- 年齢に合わせた移動時間で行き先を決める
- 移動中の暇つぶしグッズを「普段使わないもの」で準備する
- 子どものお昼寝タイムを必ずスケジュールに組み込む
- おむつ・着替えは多めに(「足りないかも」と思ったらさらに追加)
- 旅行先の気候・気温を事前に細かく確認する
- 車移動の前にビニール袋・酔い止めをセットしておく
- 部屋の広さ・間取りを写真で必ず確認する
- 子どもが実際に楽しめるスポットか事前リサーチする
- 旅行保険(またはクレジットカード付帯保険)を確認する
これらを出発前にチェックリストとして確認するだけで、旅行中のトラブルが大幅に減ります。子連れ旅行は準備した分だけ楽しくなります。ぜひ次の旅行計画の参考にしてみてください。




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